No.060 ver1.11  紫陽花 作詞:後藤勇人 作曲:  〃   編曲:  〃   雨が降るたび思い出す 湿った土と草の匂い 光鮮やかに雫まとって うつむき加減の君を 真っ白な顔が 涙に濡れる 僕はただ君を 元気付けたくて 紫陽花 決められた色に染まりゆく かけがえのない時を経て どうして 君と僕は違う未来へ 進んでしまうのだろう 確かに君は白く美しく 咲いていたはずさ あのとき僕は蒼くなって 希望を見失ったんだ 真っ白だった君は 雨の中で 紅く染まって もう手が届かない 紫陽花 こんな運命誰が望む 一瞬の出来事だったけど そうして 僕と君の明るい未来は 消え去ってしまった 真っ白になった 僕の頭の中 僕はただ君に寄り添い 叫び続ける 「運命、なぜ君を僕から奪った」 運命だとしても 受け入れられない たたずむ僕に 飛び込む景色 そこは 雨の中の交差点 紫陽花 こんな僕を慰めて 夢の続きを見せてくれ 紫陽花 どうか君が安らかに いつまでも笑顔のまま 僕は 願い続ける…